総括その1 婚活パーティ編
近況報告
最近はマリッジブルーもだいぶ落ち着いてきました。最近デートで新居の家具探しをよくやるのですが、ダイニングテーブルにどうしても目がいっちゃいます。ダイニングテーブルって自分の中で『夫婦の幸せの象徴』だったんですね!
『1日の終わりにダイニングテーブルで向き合ってコーヒを飲みながら、その日お互いの1日にあったことを共有できるような生活』って想像すると胸のドキドキが止まりません!自分の理想の夫婦像を意識させるのがダイニングテーブルなんです!私はコーヒー党だけど彼女は紅茶党でここが課題です。
— SE@マリッジブルー中 (@Lev_Nikolayevic) 2016年9月12日
さて、「ネット婚活」「婚活パーティ」「結婚相談所」「知人の紹介」「社会人サークル」等々の婚活界隈の底辺を2年間さまよってきた筆者の無駄知識を披露する本ブログもいよいよ佳境です。夏休み7日間連続更新企画の第一回のお題は『婚活パーティ』です!
婚活パーティの活動モデル
婚活パーティは手早くいうと「参加者男性間で女性参加者から有限の『交際契約』を奪い合う競争」ということになります。こういう『集団内の活動の成果分布』に関しては「全体の20%の要素が、全体の80%を占めている」という『パレートの法則』をモデルにして当てはめるとわかりやすいです。
パレートの法則はいろいろバリエーションがあるのですが、有名なケースとして以下があります。
- 売上の8割は、全従業員のうちの2割で生み出している。
- 所得税の8割は、課税対象者の2割が担っている。
- 商品の売上の8割は、全商品銘柄のうちの2割で生み出している。
婚活パーティにパレートの法則を当てはめた「女性からの交際希望の8割は、全男性の上位2割が占有している」という命題は間違えなく成立しているでしょう。
↓婚活パーティは上位2割による文字通りの『勝者総取り』。
ですから参加者は『参加すれば複数人から交際希望をもらえる一部の2割』と『誰からも交際希望されない残りの8割』に2分されます。
↓婚活パーティ参加者は『異性から交際契約を集めてくる』営業マンです。
成果の出せる人
婚活パーティに向いている人は『年齢・容姿・年収等で比較したとき、自分が参加者の同性の中で抜きん出て魅力がある人』です。それに当てはまらない大多数の人は、運頼みで延々と活動するだけとなり効果は薄いです。
一応、年齢に関しては参加者間の相対比較なので選択の余地がまだあります。35歳の人でも『35歳以上限定パーティ』等に参加すれば最年少にはなれますが、同時に男性側の年齢も上がってしまうので本質的な解決といえるか微妙です...。
↓こういう人はそもそも婚活の活動場所の選択が間違っています。news.nifty.com
カップル成立後も問題が...
たとえカップル成立しても、婚活パーティにはそれはそれで問題ありです。登録・審査がゆるい分手軽に参加*1できますが、年収・年齢・職業も全て自称なので確認手段がないです。
たとえ『年収1000万の医師』でも、その時点では『自称医師』*2とか『自称年収1000万』としか言えないです。もっというなら既婚者も混ざっている場合もあるので『自称独身』*3としかさえ言えないです。(´-ω-`)
年収なら『20~49歳までの未婚男性のうち、年収500万以上は7.7%』だそうですので、パーティに男性が10人いたら『年収500万以上は一人いるかいないか』が自然な分布なのですが、そうでないなら『年収を盛っている』可能性も高そうです...。
またせいぜい多くて10分程度しか話せない回転寿し形式だと『顔と趣味』の第一印象くらいしか確認できません。相談所だと1時間前後話すので初対面と2回目で印象が大きく変わることはないですが、10分だと『二人っきりでじっくり向き合うと何か違った』も聞きます。(´-ω-`)
参加費が安い分結婚の意思がどの程度あるかも不明*4ですし、このあたりのデメリットは避けられないです...(>_<)
婚活パーティ継続の判断目安
パートナーエージェントが公開している30ー35歳女性の成婚退会者の活動モデルによると「12ヶ月活動して、19人とお見合いし、5.4人と交際」となっています。
相談所での成婚者が2回目まで進むのが25%程度なので、婚活パーティも『4回参加して1回カップル成立』ならば、パーティを活動の場として選ぶのもアリかなと思います。カップル成立率がそれを下回るなら『傷が浅いうちの戦略的撤退』か『泥沼覚悟の長期戦』のどちらかになります。
とりあえずお試し・婚活の相場感を知るために、『3ヶ月で4回パーティに参加』など『期間・回数を区切って活動』し、『結果が出なければ活動フィールドを変える』というのが望ましいのではないでしょうか。
それでも参加するなら...
婚活パーティに参加するなら、『美術館コン』とか『お寺コン』など『共通の趣味』の人が集う婚活パーティのほうが、まだ善戦できる可能性が少しはあります。私としては参加されるならこのあたりをオススメしたいですね。
結論
『婚活パーティで結果が出せずに相談所で見つかった』という成婚者は私の周りにも多いので、ここは結果が出なくても心配不要だと思います。
- 婚活パーティは「上位陣が票の大半をかっさらう」ので向き・不向きが激しい。
- 費用が安い・手軽というメリットを享受できるのは「一部の条件の良い人」のみ。
- 「イケメン・美女が自分に釣り合う相手を探す」という形のカップル成立が大半。*5。
- 婚活パーティで成果が出ない人が大半。不向きとわかったら気にせず次の活動フィールドを考える。