総括その2 ネット婚活編(前編)
婚活とSNS
私は婚活はじめてからブログ・twitter・オフ会といろいろ手を出しましたが、それぞれ全く性格が異なっていてすごく面白いですね。
ブログはネット空間上の静かな田舎暮らしみたいなものです。時々数ヶ月前にコメントをされた方から「結婚できました!」のようなご連絡をいただくことがありますが、基本的に静かで回りに誰もいないので落ち着いてマイペースに自分の考えをまとめられます。
↓ ブログのイメージ図はど田舎の実家のような存在。まれに古い知人が訪れてきます。
それに比べたらtwitter婚活垢は反応が強烈です。ツィートに対して賛同の「いいね」・「リツィート」から「フォロー外し」・「クレームのダイレクトメッセージ」・「悪意ある曲解に満ちたリツィート」・「ブロック」まで本当に反応は様々です。
↓ 婚活twitter垢はクソリプ*1・人格攻撃〜ハートルなエピソードまで24時間熱い。
↓ (参考)オフ会は婚活垢の巨頭が集う首脳会談。ハードルは高いが中身は濃い。
ネット婚活 vs 婚活パーティ
ではそろそろ本題のネット婚活に関して...。ネット婚活も婚活パーティと同じように『人気は一部の人に集中』します。ですがネット婚活は『圧倒的に単位機会あたりのコストが安い』というのが大きな違いになります。
例えば、男性が第三希望まで出せるパーティに3000円の料金で参加した場合『女性と交際リクエストを1回1000円で3セット購入』に相当します。
ネット婚活でも同様の考察を進めると、私の活動していたブライダルネットでは、毎月の活動費3000円程度で毎月上限300名まで申し込めました。仮に300名まで全て申し込んだら『女性と交際できるリクエストを1回10円で300セット購入』に相当です。
なんとネット婚活は女性一人に交際リクエストを出すコストがパーティの100分の1に...。もちろんパーティのように直接対面できないので直接比較はできないですが、それでも激安なのは間違いないです。
『会う』までのハードルの男女差
ネット婚活では機会当りのコストが激安ですが、それは自分一人だけでなく他の参加者も同じです。結果ネット婚活では参加者全員が気になる女性に手当たり次第で交際希望を出しまくることになります。10人に出しても100人に出しても値段は同じですから当然ですね。
20代女性がそれなりの水準の顔写真を載せれば、ブライダルネットだと『一ヶ月で男性からの交際希望が3桁超える』とか、もうそういうのが成立しちゃう世界です。
そうなると男性視点では、素敵な女性に会うためには倍率10倍とか100倍とか、とにかく熾烈な過当競争を勝ち抜かないと、そもそも『結婚』どころか最初の『会うこと』さえ厳しいです。
逆に女性視点に立つと、年齢や容姿がある水準をクリアしている場合、『会う』だけなら男性ほど難しくはないと思います。
SEの活動例
恥を忍んで私のBNでの活動履歴を申し上げますと、約8ヶ月間で以下の通りでした。メール交換後会わなかったのは、すべて女性側からのドタキャンやフェードアウトです。
- 女性に『挨拶』(交際希望)を送ったのは400人以上
- 『挨拶成立』したのは40人程度
- メールアドレス交換したのは15人程度
- 実際にお会いできたのは8人
- 2回目まで行ったのは4人
- 3回目まで行ったのは1人
- 4回目まで行ったのはなし
400人以上にメッセージを出しましたが、『結婚はおろか恋人さえ無理』でした。自分の婚活市場の市場価値を思い知らされました...。(>_<)
結局男性にとって『ネット婚活のお手軽さ』は、恋愛資源(容姿・コミュ力・年収etc)の豊富な『一部の恋愛強者がさらに有利になるためのツール』という側面が強いです。
↓ BNでまさかの400戦0勝。ヒクソン・グレイジーもびっくり(笑)。
内容を分割した後半は以下です。
alexei-karamazov2.hatenadiary.jp