総括その4 結婚相談所編(前編)
ネット転生を目指してラストスパート!
総括編と本ブログの記事整理が終わったら、Twitterの新垢と新しいはてなアカウントを作ってネット転生する予定です。転生先は「文学・歴史・美術・座禅」とかの平和な新天地を目指しています!
本当に役に立つアドバイスを目指して...
当然ですが、婚活ブログの方向性としては「読んで婚活を頑張る元気を貰いました!」的な夢と希望にあふれたメッセージ性を出すのが読者の受けが良いです。
ですがここでは、そうした効果の一時的なカンフル剤的な文章や結婚相談サービス業のステマのような記事はやめ、事実は事実として認めた上で『婚活中・婚活を将来的に考えている方に現実的な最善手』をお伝えすることにしています。長い目で見てそれが一番有益と考えているからです。
ですから「SEは結婚相談所に恨みでもあるの?親でも殺されたの??」みたいな厳しい文章が続きますがどうかご慈悲を。
↓ Twitterでも婚活の悪口ばかり書いているのでたまにクレームが来ます。
結婚相談所の分類
結婚相談所は「データマッチング型」と「仲介型」に分類されます。前者は「男性⇆検索⇆女性」のように条件にマッチする異性にアプローチする形式で、基本的にネット婚活と同じです。後者は「男性⇆担当者⇆女性」のように担当者が男女双方に紹介する形式です。
私はパートネーエージェントの通常の紹介サービスと、IBJと連携しているデータマッチング形式のパートナーリンクを使いました*1。
結婚相談所の成婚率
性別・年代・所属する相談所によって開きがあるのですが、高くて2−3割前後です。この数値からわかるように相談所に入会しても「結婚できるのは少数派」で、相手が見つからないのが圧倒的多数派です。高い入会費・月会費を払っているのだから「成果もそれに見合う成果が出る」というわけではありません。
相談所の中でも成婚率が高いとされる仲介型のパートナーエージェントの場合「20代女性で3割・30代女性で2割・40代女性で1割」となっています。
↓ 残念ながら結婚相談所はとうてい最後の砦と言えません...
『お金かけてるから相手が見つかるだろう』が通用しないのが辛いです。サービス業である相談所の成婚率は1〜2割。普通顧客満足度が2割程度のサービス業なんて絶対潰れる。飲食店に例えるなら来客者の8割が味に不満なレストランに相当する。どうにかならないものか >_<
— SE@マリッジブルー中 (@Lev_Nikolayevic) 2016年8月2日
お見合い成立率・交際成功率
データマッチング型のIBJがお見合い成立率・交際成功率を公開しています。
この公開データによるとお見合い成立率の平均は6.6%、お見合い後の交際成立率の平均は12.6%となっています。データマッチング型だと15回申し込んでやっと1回成立する程度なんですよね...。まず結婚以前に相手と会うのが厳しいです。お互いに高望みしすぎてしまうのが原因のようです。そもそも会えないと元も子もないのですが...。
相談所はそもそも「お金を払って結婚相手を紹介してもらう」でなくて、「お金を払って結婚相手の紹介の機会をもらう」んですよね...。ですから「相談所にせっかく入会したけどお見合いが成立しない」は別に珍しい話ではないです。
私の場合パートナーエージェンントではお見合い成立率が40%で、データマッチング形式のパートナーリンクではお見合い成立率12.5%*2でした。このように紹介型の方が断然お見合い成立率は高い*3です。
毎月10人前後紹介されほぼ毎週のようにお見合いしていました。ようやくここにきて活動が軌道に乗ったようなものです。思えば婚活パーティやネット婚活は本当に無駄でした...。
綺麗な勝ち筋
婚活Twitter垢やオフ会の参加者の話を聞くと、紹介型もデータマッチング型も「入会後の活動パターンは概ね4通り」のようです。そのうちの「綺麗な勝ち筋は2通り」ですね。
ひとつは目の綺麗な勝ち筋は逃げ切りスタイルです。女性限定ですが20代の若いうちに始めるというものです。
婚活は異様に年齢が過大評価される世界です。ですから『自分には若さ以外に取り柄がない』と感じる女性が、自分の若さを一番過大評価してくれる相談所でパートナーを探すのは、一つの筋のとおった考え方ですね。
↓ 周りが動かないような若い年齢で婚活を始めて逃げ切るのが王道です。
「27歳を超えたら女性は選ぶ立場ではなくなります」っていうツイートを見たけど、これは男でも同じだよね。若さ以外に何も取り柄の無い男女は若さを失えば、全てに対し選ぶ立場では無くなるんだよね。光陰矢の如し。若い時期は本当に貴重。月並みではあるけど若い時期は死ぬ気で頑張れって事だね。
— 西麻 布子 (@nisiazabukochan) 2016年7月11日
2つ目の綺麗な勝ち筋は、条件のある程度良い方が『年収・容姿・恋愛経験豊富さ・デート力・学歴』を生かすパターンです。
お会いしたことはないのですが、下のリンク先のブログ*4がそれに該当するように見受けられます。活動期間は半年程度でサクッと成婚するのが典型です。
blog.livedoor.jp
婚活難民
3つ目のなんとか相手が見つかるパターンとしては、血みどろになって様々な各種婚活サービスを渡り歩くいわゆる婚活難民*5を数年やってようやく相手が見つかるケースですね。私もその一人です*6。
ちなみにこの婚活難民の生活は非常に辛いです。どのくらい辛いかというと、婚活する週末が恐ろしく平日の仕事が楽しく感じるくらいの苦行レベルです。私としてはオススメはできません...
↓ 難民生活の辛さはもはや『人格完成のための修行』レベル。
高校大学の恋愛は「楽しい」のに、婚活は「苦行」。
— SE@マリッジブルー中 (@Lev_Nikolayevic) 2016年5月8日
学生で会って結婚 < 会社で会って結婚 <<<< 婚活で会って結婚 くらい難易度が激増する気がする。婚活はもはや人格完成のための修行のレベル。 https://t.co/EGjyPGVaC6
- 作者: にらさわあきこ
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2013/02/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (3件) を見る
相談所に不向きなケース
最後はそもそも相談所での活動が難しいケースです。
男性の場合『最低限の収入・最低限の容姿・最低限のコミュ力がないため、自然な恋愛では相手が見つけられずに相談所に入る』というパターンだと『最低限の収入・最低限の容姿・最低限のコミュ力がない』という理由で振られたりします。
こうなると借金を借金で返すような状態になり、最初から勝ち筋が薄く非常に厳しいです。
「結婚相談所に入りさえすれば(つまりお金を払えば)結婚できる」と信じている40代童貞男性たちをわんさか見て、こんなに偏った世界があるんだと思った。と同時に私も目的を見誤っていた事に気付き、婚活から恋活に切り替えた。まず信頼関係を構築するところから始めないとどんな関係も生まれない。
— あゆこ@恋活中→恋愛進行中 (@ayuko_koikatsu) 2016年7月24日
続きは以下から!
alexei-karamazov2.hatenadiary.jp