32回お見合いをして気づいたこと
気づいたら32回もお見合いしていました、もうすっかりベテランですね。
仕事でベテランは周りからの評価が高いですが、お見合いのベテランにはそうした評価はありません。ようするにそれだけ成功していないということですから(笑)
今回は老婆心ながら、お見合いを32回して気づいたことに関して雑談を書き連ねたいと思います。
過度な期待は禁物です
まず、お見合いで交際成立自体が難しいです。実際以前の記事にもあるように、交際成立率は1割程度です。
ですがそれ以前の問題として、自分から見て「素敵」だと思える異性に会えること自体が難しいです。プロフィールシートの写真や紹介文より実物が良かったということはほとんどないです。
頑張ってオシャレして、遠路はるばるお見合いに出かけても、相手を一目見てがっかりするケースも多々あります。
基本的にうまくいかないのが普通くらいに考えておくのがよいと思います。
婚活疲労
うまくいかない程度ならよいのですが、「いいと思える人に出会えない」「交際見送りが続いてしまった」「相手からありえない態度をとられてしまった」といったことが続くと、お見合いに費やす時間や労力に対して成果が釣り合わないと思えるようになり、精神的に磨耗してしまいます。
実際ひどいケースになると、落ち込みのあまり鬱状態になることもあります。matome.naver.jp
お見合いで「うまくいった・いかなかった」の結果だけで判断すると、失敗のケースのほうが圧倒的に多いため(そもそも婚活とはそういうものです)、すごく辛いです。これだと婚活疲労は避けられません。
ですからそもそも根本的に発想を転換する必要があります。
そもそもお見合いの目的とは
前回のセミナーの講師さんの言葉なのですが、婚活は「できるだけ多くの人からOKの返事をもらうこと」が目的ではありません。
そうでなくて、お見合いの目的は「相手の人となりを知ること」「お互いの相性を確認すること」です。
ですから、お見合いでは結果にこだわるのでなく、「自分の魅力をきちんと相手に伝えることができたのか」「相手の魅力をきちんと引き出すことができたのか」を目的とするべきです。
お見合いを通じて見えてくるもの
そういう観点でお見合いを評価するようになると、お見合いを通じて得られるものも自然と見えてきます。
実際お見合いはある意味では非常に貴重な経験です。こんなに多くの異性と知り合って話す機会は他にないでしょう。32人の女性と1時間ばかり1対1で話すと、32通りの見方・考え方があるのがよくわかります。
そうした経験を通じて、自分の魅力は何なのか、それをどうに相手にそれを伝えるとよいのか、相手の魅力をどう引き出したらよいのか、といった改善点が見えてきます。
自分の感情の効果的な伝え方、女性の気持ちに配慮した話しの聞き方、人との距離の縮め方、女性と一緒のときの立ち居振る舞いなどは、婚活を通さないと見えてこないものです。
このようにお見合いを、単に結果だけでなく、自分を改善・成長していこうとするプロセスとして評価すると次につながるものが見えてきます。
私は1回のお見合いで期待するのは、そのくらいで丁度よいと思っています。