恋愛とこじらせ その3「学業と恋愛」
こじらせシリーズの最後です。書いている私も精神力が削られてしんどかったです。自殺島からの抜粋になります。
↑ 真面目だが恋愛ではこじらせている姉には共感します。
学業と恋愛
中高生の学業においては、「辛い経験に耐える」「自分の欲求を我慢する」「親・教師に従う」などは長所です。ですが恋愛では「自己開示(自己主張)」「明るくさ・前向きさ」「異性への積極性」が長所です。
ですから恋愛と学業では要求される行動原理がそもそも真逆なんですよね。冒頭の画像では姉はそれに気づきませんでした。
その結果「今までのように良い子で我慢すれば、恋愛でも大丈夫」と思っていたら、いつの間にか恋愛弱者的なポジションに陥ってしまいました。
そして我慢ずに好き勝手に振舞っていたはずの妹が、ちゃっかり女としての幸せをゲットしているというまさに悲劇です(涙)。
細かい具体的なシチュエーションこそ違えども、「真面目な人が恋愛できず、逆にチャラチャラした人に素敵な恋人ができている」的な話はよくあると思います。結局こうした話の根底にあるのは、個人的には「図太さの有無」なのかもしれないと思うようになりました。
シンデレラのごとく図太く
ちょっと話が変わってしまうのですが、シンデレラの話はよくよく考えると、なかなか含蓄深いものがあります。彼女はよーく考えると、ある意味すごく図太い女性なんですよね(笑)。
辛いのに耐えたからではなく、周りから禁止されているのに逆らって舞踏会に参加したからシンデレラは王子様と結ばれました。もしシンデレラが冒頭の漫画の姉のような女性でしたら、継母にいじめられて人生を終えていたはずなんですね。
↑ 我慢せずに「図太さ」を発揮したのでシンデレラは幸せになれたのです。
これは女性であるシンデレラに限らず、事情は男性も同じなのだと思います。
自分からアプローチせずとも女性が寄ってくるのは福山雅治のような極一部のイケメンだけです。結局ほとんどの男性は恋愛をしようと思ったら、どこかで失敗を恐れずに、自分から図太く女性にアプローチをし続けないとダメなんですよ。
本当の失敗
自分からアプローチすれば、たとえ失敗に終わったとしてもそれは「成功に至る過程」です。女性の扱いが上手いはそうした失敗経験の集積がある人なんです。最初は誰でも下手ですから。
そうした失敗から敗因の研究を徹底すれば、女性の扱いも自然と上手くなります。そして次回以降のアプローチにその経験を生かしていれば、いつかは上手くいくでしょう。
ですがそもそも自分からアプローチしようとしなかったら、その経験から学ぶ機会すらありません。そのまま年齢を重ね身動きがとれなくなると、本当に詰みます。
こうした詰み方が恋愛の本当の失敗なのでしょう...。