アラサーの終わりに考えたこと
近況報告
今日は「プロジェクトが炎上しているのはわかりますが、そろそろ私も代休をとらないと家庭が炎上しそうです」といって休ませてもらいました。久しぶりの3連休なので午後は近所のお気に入りのカフェで美味しいココアを飲みながらブログの更新を♬
最近は以前から応援していたmusashi21さんのブログが一時閉鎖になったのが残念です、今はしばらく無理せずに休んでほしいです!*1
私の私生活ではちょうど入籍して半年弱が経ちました。半年といえば二人の生活も「新生活」から「日常生活」に変わる頃です。今回はそんな「日常生活」で感じていることを整理してみました*2。
20代と30代の違い
30代になって婚活を始める少し前から「真夜中の得体の知れない不安」に襲われることが多くなりました。そして結婚してからはそうした「真夜中の得体の知れない不安」がピタッと止みました。これってなんなのでしょうか?
思うに20代までは「可能性の時代」であって、「プロ野球選手になる」「ミュージシャンになる」「お金持ちのイケメンと結婚する」と夢を語って許される時代なんですよね。一言で言うと「自分の人生はこれからどうにでもなる」という気楽な時代。
それが30代になると社会の中でも「若手」から「中堅」という立ち位置になり、これまで積み上げてきた「自分の立場・役割・実績」が問われることが多くなります。
会社や社会の中でも「初めてだから誰かのサポートがあるし失敗しても仕方ない」から「そのくらいはできて当然」と当然のように要求されるハードルが上がってきます。20代の若手と30代の中堅だとそもそも要求されるアウトプットが違う。
そして30代になると今の現状が何であれ「それは今までの自分の人生で下してきた決断や行動の結果」であって「もう責任転嫁や言い訳できない年代」なのが辛いんですよね〜。
↓まさにこの重さが20代と30代の違い
↓30代が20代と同じアウトプットだと許されない
真夜中の得体の知れない不安の正体
30代になってそうした現実的な問題に直面した場合「社会の中でこれが自分だと言えるような確固たる足場」ないと正直辛いです。。。
こういう確固たる足場とは、「仕事でこれまで上げてきた業績」や「家庭や子供」などでしょうか。今思えばそういう自分の存在基盤のバックボーンが欲しくて、私は婚活を始めたのだということがわかりました。
そうした存在基盤のバックボーンがないふわふわしたまま「今までの自分の人生は何だったの?」「今までの自分の生き方は本当に正しかったのか?」を夜中に考え出すと、とりとめのない漠然とした不安がまるで得体の知れない化け物のようになってきます。これが真夜中の不安の正体だったんですね!
そばに誰かがいるだけで...
結婚してからは「疲れた」と宣言して妻に膝枕してもらうと、彼女が無言で私の頭を撫でてくれます。それで何かが解決するわけでないけれど、夜中に「得体のしれない不安」に襲われることはなくなりました。
私の場合は存在基盤のバックボーンが妻との家庭にあるようです。「ただ自分のそばに誰かがいてくれるだけで解決できる問題」というのも世の中にはあるんですね!!
20代の頃は「当然自分一人で生きていける!」と鼻息荒く当然のように思っていました。当時の自分から見ると、30代の自分が「誰かのぬくもりがないと寂しい」なんてあまりにも弱気で本当に信じられないです。
これってようするに私も歳をとったということなのか。。