アラサーエンジニアの婚活ブログ

草食系ITエンジニアによる、ブライダルネット・パートナーエージェント・IBJの婚活記録です。無事に成婚退会できました!

恋愛工学と恋愛市場の行方

近況報告

 最近は本当にツィッタランドに入り浸ってばかりですが、そこでの日々流される婚活関連のツィートを見て、酷く心を荒ませる日々が続いています。(涙)

 最近その中でも特にひどくショックな一件がありました。いわゆる恋愛工学系の男性からフォローされたのですが*1、その男性が『これからどんなに性格や容姿が良い女性が相手でも、自分は相手を肉便器としか見ない』と呟いていました。(>_<)

 そんな恋愛工学と婚活の行方に関して夜中に勢いに任せてツィートしたのをまとめたのが以下になります。*2

恋愛適齢期における恋愛市場の男女差

 そもそもこういう恋愛工学の起源をたどってみると、恋愛市場における男女格差も一因だと私は思っています。例えばデータで見てみると、20代に限っても女性は7割近くが恋愛経験がありますが、男性は半分以上が恋愛経験なしです。男性は30代でも4割は交際経験なしなんですよね...。

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引用元:http://image.itmedia.co.jp/l/im/business/articles/1606/21/l_ma_love03.jpg

 特に20代女性を巡っては、同世代の20代はもちろん、あわよくばと30代や40代の男性まで*3が狙ってくるので『深刻な需要過多・供給過少』という構造が存在しています。*4

 男性が女性に告白して『お願いして付き合ってもらう』という形式が多いように、20代女性を巡る恋愛フェイズにおいては、力関係は『女性>男性』という構造なんですね。唯一の例外は社会人前の学生の段階だけではないでしょうか。

恋愛工学生と草食系の境目

 以上をまとめると、『女性>男性』な恋愛市場において、魅力的な女性は一部の上位2−3割の男性間の回し合いとなっており、過半数の男性は女性と恋愛関係にさえ入れないという『構造的不条理さ』が存在します。

 こうした『構造的不条理さ』を受け入れて『自分の内側に引きこもる男性』が草食系、逆に『そうした不条理さに反発して現実の女性に復讐(?)する男性』が恋愛工学生な気がします。

 ぶっちゃけ恋愛市場で上位2−3割に入れない男性が、手っ取り早く魅力的な女性と付き合うには、『女性の人格を無視して相手を交換可能な消耗品とみて、嫌われようがなんだろうがとにかくガンガンアプローチする』のが一番手早いですからね。

 『以前女性に誠実に接したけど自分は相手にされなかった、まじめに接したけどそれでもやはり相手にされなかった』、私には彼ら恋愛工学生はこういう惨めなプロセスを経て何か吹っ切れた人のように見えてしまいます。*5

 『恋愛工学』は女性からはものすごい不評・パッシングの嵐ですし、私もその批判は正しいと思います。ですが現実の恋愛の『構造的不条理さ』に納得できない男性に対して『お前は人目につかない隅っこで、一生2次元やAVで我慢しろ』といっても納得できないので(というかこれに納得できたら草食系)、恋愛工学生がいなくなることはないと思います。

婚恋愛市場モデルの崩壊

 一部の魅力的な男性間で多くの女性を回し合うというモデルは恋愛フェイズ』では極めて有効でした。

 まず草食系や低スペ男性を恋愛市場から締め出すことで、女性は男性の質を担保でき、男性は同性間の競争率を下げることができます。さらに一定水準以上の女性は待っているだけのノーリスクでイケメン・ハイスペと付き合えるチャンスがあるし、一部の上位層の男性も多くの女性と付き合うことが可能だったからです。

 しかしこうした恋愛市場に参加していた男女もやがてアラサーとなり、一組の男女が夫婦という形態で完結する婚活フェイズに移行すると、この恋愛市場のモデルも破綻してしまいます。

 最初にそれまで種馬のように、一人で多数の女性を回し続けていた上位2−3割の男性が市場から消えていきます。結婚願望のある彼らは自分と釣り合う女性を見つけて婚活市場からさっさと抜け出すからです*6。そして結婚願望のある草食系男子や低スペ男子が『恋愛市場をスキップしたまま』*7『恋愛スキルが皆無の状態で』彼らの穴を埋めることになります。

 結果、昔は恋愛市場でそれなりのハイスペ・イケメン男性と恋愛/交際のできていた女性は、婚活市場に移行すると自分に不釣り合いな恋愛スキルの低い男性としか出会えないという構造が完成となります。

 だからある程度恋愛経験があり自信のあるアラサー女性は、「相談所等にいる結婚願望のある男には男性として魅力を感じられず、逆にこの年で残っている魅力的な男はそもそも結婚願望がない」というジレンマに遭遇するのではないでしょうか?

↓ これをまさに絵に書いたようなシーンを最近見た気がします...
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まとめ

 20代の一時期でなく結婚まで含めた長期的なスパンで考えると、スペックや恋愛スキルの有無のみで評価される現在の恋愛市場の仕組みは、条件の極めて良い一部の男女しかメリットがないのでは...と思ってしまいました。

 大多数の平均的な男女は、自分に釣り合いそうな相手を見つけたら変に高望みせずこうした恋愛市場からさっさと撤退して結婚するのが一番な気がします。そしてシンプルな結論なのですが結婚したかったら自分から動くしかないんですよね。

*1:もちろん不快なので即ブロックしました。

*2:書き終わって読み直すと、自分がこんなドロドロした不快指数の高い文章を書けたことに驚きました。

*3:婚活でも40代男性が20代女性に申し込んで女性側がドン引きするというの聞いたことあります。相談所側が女性の士気が下がるのを防ぐために、こうした申し込みをフィルタしてしまうケースもあるそうですね...。

*4:これは大多数の20代の女性にとって年上の男性から迫られるのは決してモテではなく、単に不快でしかないそうですね...。

*5: 恋愛工学は非モテの『性欲とルサンチマンの混血児』であって、あれにハマるのは非モテだけだと思います。本当にモテる男性はそんなことする必要性が最初からないですからね。

*6:消えずに残る人は女の敵のヤリチンになります。

*7:ここで恋愛経験を積めなかったことが本当に致命的なんです!!